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2010.03.17 *Wed*

記憶の中から・・・


幼いころは当たり前だと思っていました。

難しい言葉だとは思ったけど、何となくわかっていました。

遊山(ゆさん)

だけど、あたしにとってはこのときに持って行くこの箱の名前は

「ゆさんばこ」ではなく、「ゆーさんばこ」。 その言い方で伝わります。

アクセントも独特です。







先週の土曜のお昼前、

ご近所のアフガンのじゅらちゃんのママからメールが届きました。



「お尋ねなんですが、今NHKで徳島の遊山箱が出ているのですが、

アガサママも持っていますか?手に入りますか?」

と言う内容でした。



それは、あたしが時々思い出す華やかな遊山箱のこと。一気に胸が高鳴りました。

どうにか、また手元に置けないものかと思い出しては忘れ・・・・を繰り返していた

思い出の遊山箱。



直ぐにお返事しました。



モチロン!持っていましたよ、一人ずつ。

とても綺麗な塗りのものでした。

でも子供の頃に遊山に出掛けるときに使っていたのでもう残してないと思います。

実家の母に聞いてみるね。



IMG_5186_20100317.jpg




記憶のなかから、濃いピンクや赤や黄色や花びら模様や駒などの塗りの鮮やかな

あの箱が飛び出してきました。

今度こそ、あれをまた手元に!

実家の母に電話したら思ったとおり、

家を建て替えたときに姉とあたしのは処分してしまったとのこと。

姉の娘たち2人のは残っているそうです。

電話を切って、携帯でじゅらちゃんママにそんなことを話していると、

今度は母の方から電話がありました。

いつになくイキイキとした声で、「ちょと心当たりを聞いてみたんだけど、今あるって!」

あたしの実家の辺りでは、女の子のお節句は4月3日。遊山に出かけるのはこの頃なのです。




ここまでお読みいただいても、何のことやら?と思われたでしょうね。



色とりどりの艶やかなこの遊山箱に、

艶やかな色のお弁当を詰めてお雛さまにお祭りするのです。

お下げして、その遊山箱をそのまま持って遊山に出かけます。

春うららのシーズンなので、野山のようなところに敷物を広げて家族で手作りの

お弁当や和菓子を楽しむのです。

そんな風習が徳島にはあったんですねぇ。

あたしは、日本全国それが当たり前だと思っていましたし、

遊山箱だって当たり前のお道具だと思っていましたが、

地元を離れてから、そうではないんだなと何となく気づきました。

子供用のものなので、とても綺麗に可愛く作られており、

黄色、桃色、水色の3つの引き出しに入る量はそれはそれは

こじんまりです。

どの引き出しに、お寿司などのご飯もの、和菓子などの甘いものなど、

入れる場所が決まっていたかも知れません。

いつも母と祖母がこうだったかしら?なんて話していたように思います。

和菓子も東京ではお目にかかったことのない、渦巻き型のういろうがあったのを思い出しました。

寒天も入れました。赤と白です。緑もあったかしら?

綺麗な女の子らしい色や形が重んじられたように記憶していますが、

それは母が配慮してくれたのかもしれませんね。

ゆで卵は必ず花形にするとか。



そして、この懐かしい話が嬉しかったのはあたしだけではなく、実家の母もそして父までもが

同じであったことが、なお嬉しく思いました。


じゅらちゃんのママもあたしもすぐに決めました。

父と母はこれまた楽しむかのように調達しに行ってくれました。

おっ!あたしはお願いしたあと、またにょきにょき~っと親ばかが出てきたのです。

出かける寸前の母に電話して、もう1個多めに買ってもらうように頼みました。

アガサのぶんです。(大ばか~笑)

アガサも女の子ですからね。



今の時代、なんと便利なのでしょうか。クロネコさま有難う。

日曜日の午後には我が家に遊山箱が届いておりました。

母にお礼の電話をして、立替てもらったお代金の話に及ぶと、

「アガサのぶんは私が買ってあげたい」と母が言うではありませんか!

これまた嬉しいお笑いです。

そういうわけで、柄も同じにして色違いの遊山箱が2個。

どのように使おうかしらと思いながらも2個。

いっそのこと小物入れにしようかな。それかアガサと遊びにいくときにちょっとだけしか

入らないけどアガサのオヤツを入れようかな。楽しみが出来ました。



IMG_5179_20100317_.jpg

IMG_5180_20100317.jpg     IMG_5184_20100317.jpg     IMG_5185_20100317.jpg



当時の艶やかさから比べると、流石に今風といいますか、あの頃よりは

色合いも大人しくなったように感じます。

あたしが子供だったから、あの頃見た遊山箱が異常に煌びやかに見えてしまっただけで

本当はこんな感じだったのかも知れませんけど。

じゅらちゃんのママはまた別の絵柄にしました。

以前は知らなかったけど、大人が使うのもあるようです、でも色柄はそれなりに地味で

普通の重箱を連想させる色柄です。材質も色々、プラスチック製であったり木製であったり。

今回調達出来たのは、子供用の可愛いものなのでそんなに高価なものではありませんが、

周りはヒノキで、引き出しは木製ではなく洗いやすいように加工されています。

確かあたしが使っていたものは引出しも木製だったように思います。今でも漆の高価なものも

あるようですが、あたしはあの頃を思い出す鮮やかな子供用が欲しかったのです。


最近のNHKの連ドラ、徳島のある地域が舞台となっており、

それにも遊山箱が登場したりしているそうです。

ハナ●ルマーケットでも水野●紀が紹介したとか。

だんだん薄れつつあった遊山箱ですけど、今なぜか思い出されているみたいです。


小学校の低学年の頃だったかな、その年に出かけた遊山の準備は特に鮮明です。

姉がゆで卵を作ってる片手なべをひっくり返してしまって足に熱湯をかぶり火傷を負いました。

タイツを脱がせたら皮膚が一緒に・・・・・。

幸運にも姉の足にはなにひとつ痕も残らず治りました。

あまりにも綺麗にむけてしまったからのようです。今でこそ普通に話せますけど、

そんな恐いことがありましたが、姉は泣かずにがんばりました。

そして、病院から戻った姉は足に包帯ぐるぐる巻きにして抱っこされた状態で

遊山に行ったのですよ、

あたしには仰天なことに見えたけど、実際は火傷は小さかったのかなぁ・・・・。

それを聞くのも恐かったことも覚えています。

そして、姉に触っちゃいけない触っちゃいけないと何度も自分に呼びかけたことも

覚えています。


あれから何十年、まだまだこの先も覚えてることでしょうけど、その記憶の後半に

アガサというあたしの娘にも実家の母が遊山箱を買ってくれたという新しい記憶が

オンされました。

この嬉しい気持ち、アガサにも伝わってしまったようです。

ハハ子揃って、土日はとても満ち足りた思いでした。







COMMENT

とっても可愛らしい風習ですね。遊山箱って言うんですね、初めて知りました。今度ぜひおやつを詰めてきてくださいね♡

それにしてもお母様がアガちゃんに買ってあげたいだなんて完全に孫ですね(笑)。家もすっかりボンが孫代わりですよ。
2010/03/18(Thu) 00:12 | ぼんてんの母 #GlMVdBeE [Edit
ぼんてんの母-san
ねぇ~、笑っちゃうでしょ、母の思い。
でも、嬉しかったです。
やっぱり、ボンちゃんもしっかりお孫さんなんですね。人に懐くというか甘えるのが上手な犬種だけに、相手がそのように接してくれると「待ってました~」とばかりに振る舞いますもんね(笑)
遊山箱、可愛い習わしでしょ、そんな風な時間を過ごした過去があるというのも、ちょっぴり自慢かもしれません。田舎だからこそ出来たんでしょうね。
何入れて行こうかなぁ、遊山箱 e-235
2010/03/18(Thu) 12:06 | び~だま。 #- [Edit
とても素敵です。
我が家の方には有りませんでした。
情緒があって、なんとも雅な良い習慣ですね。
素敵なお母様に一献!
2010/03/18(Thu) 15:30 | ジン&マナ&カラ #- [Edit
おっと、何気にブログ見たら遊山箱!

最近では遊山箱を持ってピクニック気分でお出かけする気軽なツアーを時々催していますよv-411
お菓子屋さんに寄って和菓子を入れてもらったりしてねv-411
NHKの連ドラでは大きな遊山箱に豪華なお弁当を入れて持ってくる役の人がいました(笑)
この遊山箱を持ってお出かけというのは徳島だけ??
2010/03/18(Thu) 16:45 | #- [Edit
ジン&マナ&カラ-san
そうですねぇ、今振り返ってもいい時代だったと思います。遊山箱を出してもらって1年に1回の遊山はとても楽しみでした。遊山箱の中のものが(笑)
あの頃は胃袋も小さくて・・・・(笑)
先日の件、予定通りです~v-290
2010/03/18(Thu) 22:05 | び~だま。 #- [Edit
名無しさん、

多分「k」の付くお方?
間違ってたらごめんなさいよぉ。

そんなツアーがあるのですか、時代は変わったのですねぇ。でも遊山箱が今の時代にも残されていることが素晴らしい!核家族化が進み、そのような風情あることが消えようとしてたんでしょうね。NHKの連ドラ、やっぱりそのような配役の方がいらしたのですね、どんな遊山箱なのか見てみたいです。
遊山箱は徳島だけだと思いますよ、多分だけどね。だからこそ素敵です~★
2010/03/18(Thu) 22:10 | び~だま。 #- [Edit
素敵な風習なんですねv-352 わくわく玉手箱みたいです。 お母様もとても素敵v-300お誕生日の朝のお話といい、本当に素敵なお母様ですね! アガちゃんの遊山箱 おやつだったり思い出だったりひとつで足りるかしら?(笑)
2010/03/19(Fri) 00:58 | Luludoまま #- [Edit
名無しの権兵衛はワタシです~v-404

ごめんなさい^^;
2010/03/19(Fri) 06:20 | krausママ #- [Edit
Luludoまま-san
玉手箱って、実際にそうなのかもしれないです。
人間の欲とは関係のない、素直な喜びみたいなものが入ってるような感じでしょうか。
小さいころ虚弱児だったあたしが、今になっても犬なんか育てられないだろうと母は反対しておりましたが、夏休みにアガサを連れて帰るようになってからはどうやら大きな楽しみが出来てしまったようです。ストップをかけたくなるほどウマウマをアガサに用意してくれるのを見てると、「!孫!」ですね。
末っ子の孫はまたじゃれ付くのも上手なのでひとしおでしょうか。
長い廊下をトコトコ音を立てて走るアガサが可愛いんですね。
2010/03/19(Fri) 11:45 | び~だま。 #- [Edit
krausママ-san
やっぱりかい~(笑)
とても懐かしい・・・・(遠い目)
あたしの年齢くらいまでが実際に遊山に出てたんだと思います。イノシシがそこらへんに居てね~(うそ・イノシシはうそです。笑)
姉の娘も遊山箱は持ってるけど、美味しいものを詰めてもらってお雛様におまつりしたあとは家でそれをいただいてましたもんね。
2010/03/19(Fri) 11:52 | び~だま。 #- [Edit

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Author:び~だま。
ワイマラナーアガサのハハです。きっと、あたしは親ばか検定1級!すっかりワイマラナーに浸かり、今後もどっぷりワイマラナー。



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